ICL手術(眼内レンズ)

当院のICL手術の特徴

ICL手術
ICL
  • ICLエキスパートドクターが手術を担当
  • レンズ度数を決定するための正確な検査
    調節麻痺剤を使用した屈折検査を実施し、患者様の本来の近視度数を測定してレンズの度数を測定します。
    この検査をしっかりと行うことで、術後の見え方が変わってきます
  • 最先端の手術設備と経験豊富なスタッフ

※ICLエキスパートドクターとは:ICLは認定医制度で、講習会を受けて知識を得た後、実際の手術が安全に行われているかどうかを認定手術で確認し認定医となります。ICLエキスパートドクターは、全国に11名でICL認定手術に携わり、ICL手術を教える立場の眼科医です。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは

ICLICL(Implantable Contact Lens)は、「眼内コンタクトレンズ」の略で、視力矯正手術の一種です。通常のコンタクトレンズと異なり、ICLは眼内に透明なレンズを挿入して近視、遠視、乱視などの視機能の異常を矯正します。

レーシック手術は、レーザーで角膜を削って屈折異常を矯正する治療であるのに対し、ICL手術は眼内にレンズを挿入することで、屈折異常を矯正し、日常生活でメガネやコンタクトレンズを使用せずに、快適な視力を獲得できるようにするための治療です。

ICL手術はレーシックなどの角膜手術に比べて、強い近視や乱視度数の視力矯正が可能で、角膜の形状や角膜の厚みに依存せず、幅広い方に適応します。また、眼内レンズは取り外すことができるので、手術後も必要に応じて調整が可能です。

ICLの特徴にはドライアイのリスク低減、術後の視力の安定性、手術前の状態への戻りやすさが挙げられ、世界中で広く受け入れられています。

ICLの特徴

特徴1:強度近視・乱視にも対応

レーシック手術では、強度近視や乱視、または角膜の厚さや形状の問題があると手術が難しい場合があります。一方、ICL手術では、視力矯正できる度数の範囲が広いため、強度近視や乱視、遠視などにも対応でき、角膜の厚さや形状に問題がありレーシック手術が適応できないケースでも治療が可能なことがあります。

特徴2:角膜を削らない手術なので見え方の質が高い

レーシック手術では、角膜を削って近視や乱視を治療ですが、ICL手術は「角膜を削らずにレンズを挿入する手術」です。そのため、強度近視では特にレーシック手術に比べ、「近視戻り」が少なく、コントラストの感度も良好で、より質の高い見え方を実現することができます。

特徴3:万が一の場合に手術前の状態に戻すことができる

レーシック手術では、角膜を削る為、元に戻すことができません。しかし、ICL治療では、手術後に見え方に違和感があった場合でも、挿入したレンズを取り出すことができます。また、将来的に白内障になった場合も、レンズを取り出して白内障手術を受けることが可能です。

特徴4:治療効果の実感や術後の回復が早い

ICL手術は日帰り手術で行うことが可能です。角膜を切開する部分は2~3㎜ほどで、手術創が小さく、術後の回復が早いため、翌日から治療の影響を感じることができます。

特徴5:お手入れが不要

通常のコンタクトレンズを使用する場合、日々の洗浄や交換などのメンテナンスが必要ですが、ICL手術では、眼内に直接コンタクトレンズを挿入するため、術後のお手入れは一切不要です。治療の歴史も長いため、長期的に安心してご利用いただくことが可能です。

特徴6:ドライアイなどの手術後のリスクが低い

レーシック手術では角膜の知覚神経を切断する必要があり、それが原因で術後にドライアイが起こりやすくなります。また、レーザーの照射によりコントラスト感度が低下し、暗い場所で光がにじんで見える可能性があります。ICL手術では角膜を削らないため、これらのリスクがほとんどありません。

このような方におススメ

ICL手術が適応する方と不適応な方

適応

不適応
  • 18歳以上~原則50歳の方
    (未成年の方は親の同意書が必要)
  • -3.0D以上の近視(-15.0D以上は慎重実施)
  • 術前の乱視度数1.0D~4.0D
  • 近視と乱視の度数が術前1年以上安定している
  • 近視や乱視以外に眼疾患がない
  • 目の病気がある方
  • 妊娠中または授乳中の方
  • 医師の説明が理解できない方
  • その他、診察後病態や全身状態などから医師が不適応と判断した場合

レーシック手術との比較

ICL手術 レーシック手術
手術イメージ
角膜への影響 角膜を削らない 角膜を削る
近視の戻り 少ない 大きい
見え方の質 とても鮮明に見える よく見える
強度近視
乱視に対応
対応 対応しない
手術後 眼内レンズを取り出して
元に戻せる
元に戻せない
ドライアイになる可能性 ほとんどない リスクが高い
白内障の治療への影響 白内障治療も制限なく可能 眼内レンズ計算に考慮が必要
グレア・ハロー あり あり
紫外線カット 90%以上カット なし
お手入れ 不要 不要
術後通院回数 基本的に5回程度
翌日、3日目、1週間後、
1か月後、3か月後
基本的に6回程度
翌日、3日目、1週間後、
1か月後、3か月後、半年後
費用 両目: 66万~77万円(税込) 両目:20万~40万円(施設による)

コンタクトレンズとの比較

費用の比較

ICL手術とコンタクトレンズの20年間のコストを比較しました。ICLは両眼で合計660,000円かかります。対照的に、1dayコンタクトレンズは1ヵ月で両眼6,000円と仮定しました。9年2ヶ月後、コンタクトレンズの費用がICLと同じになり、その後はますます増加します。現在コンタクトレンズを使用している方は、月額の費用を確認し、今後何十年も使う場合の合計費用を計算し、比較してみることをおすすめしております。

メンテナンスの比較

ICL手術 コンタクトレンズ
日々の洗浄 不要 毎日必要
外出時のリスク なし 落下や紛失のリスクあり
通院回数 術後3ヶ月までに5回 3ヶ月に1回
ドライアイ なし リスクあり
紫外線カット 90%以上カット 使用製品による
異物感 なし 時々ゴロゴロとした
異物感あり

初診から治療後までの流れ

適応検査

手術とは別の日に、ICLが適応しているかどうかを確認するために、事前検査を受けていただきます。スクリーニング検査や診察を行い、手術の内容や注意事項について丁寧にご説明いたします。

検査費用:2,000円

術前検査

術前検査では、ICLの度数を決定するためにさまざまな検査を行います。この検査は、手術後の視力に関わる重要な段階です。コンタクトレンズをご利用の方は、検査を受ける前に1~3週間外していただく必要があります。

コンタクトレンズ中止期間の目安

  • ハードコンタクトレンズ:3週間
  • ソフトコンタクトレンズ:1週間
  • トーリックソフトコンタクトレンズ:2週間

※術前検査を受けたのちに手術を希望されない場合は、検査費用として30,000円(税込)いただきます。

レンズオーダー・手術日調整

ご契約いただいた後、手術の日程を調整し、術前検査の結果を基に、患者様それぞれに最適な眼内レンズをオーダーいたします。

手術当日

ICL手術は日帰り手術で行います。通常、局所麻酔を使用して治療を進めます。不安を感じる方は、事前にご相談ください。

手術では散瞳薬や麻酔が使用されるため、自分で車を運転してのご来院はお控えいただくようお願いいたします。代わりに、交通公共機関をご利用いただくか、送迎をご活用いただければ幸いです。

術後の定期検査

術後の検査は、術後翌日、3日目、1週間後、1カ月後、3カ月後の計5回行います。手術後の合併症などで症状が現れた場合には、緊急の処置なども対応しております。

手術費用(自由診療)

手術費用(両眼)
乱視なし 660,000円(税込)
乱視あり 770,000円(税込)
※術前検査、手術代、術後3カ月までの検査代が含まれます

術後の生活について

 

  • ICLの手術後は、手術時に作成した切開創が修復されていない状態なので、感染症や合併症を防ぐためにも、定期的な通院や日々の点眼などが必要です。

  • 手術後の視力回復には個人差があり、視力が1.5になる方もいれば、1.0が限界の方もいます。

  • 通常、手術後に視力が安定するまで数週間かかります。したがって、必要に応じてレンズの交換などが必要な場合は、原則として視力が安定する手術後1カ月以降に行います。

 

術翌日~ 入浴・シャワー
仕事(デスクワーク)
術後2日目~ 洗髪・洗顔・メイク
術後1週間~ 運動
術後1ヶ月~ 水泳・プール・海
視力安定後 車の運転

ICL手術のよくあるQ&A

ICL手術は痛みを伴いますか?

通常、ICL手術は局所麻酔を使用して行われ、患者様はほとんど痛みを感じません。必要に応じて手術中も快適な状態を保つために笑気麻酔を行うことがあります。

眼内レンズは目の中でずれたり、割れたりしませんか?

ICL手術において、挿入した眼内レンズが目の中でずれたり、割れたりすることは非常にまれです。
ただし、万が一何らかの異常が起きた場合、手術後の経過観察や定期的な検査を行っておりますので、早期に問題を発見し対処することが可能です。当院では患者様の安全を最優先に考え、十分なケアとフォローアップ体制を整えた治療を提供しております。

手術後の回復期間はどれくらいですか?

手術後の回復期間には個人差がありますが、通常は数日から数週間です。通常、手術翌日~1週間程度で視力の変化を実感することができます。しかし、傷口が塞がり、完全な視力の安定には1~3ヶ月程度を要します。
基本的にICL手術は日帰り手術で行うことが可能で、手術当日から裸眼で過ごしていただけます。

ICL手術には合併症のリスクはありますか?

ICL手術には合併症のリスクが存在しますが、一般的にはまれです。具体的なリスクとしては、感染症、内圧の変化、乱視やまぶしさ、眼圧の一時的な上昇、眼内レンズの位置修正などが考えられます。当院では、検査を十分に行い、事前の詳細な診察を行った上で、経験豊富な医師が手術を行っています。そのため、これらの合併症のリスクを最小限に抑えた治療を提供しております。

ICL手術を受けると老眼も治りますか?

ICL手術は主に近視、遠視、乱視などの屈折異常を矯正するためのものであり、基本的に老眼に対する治療には適しておりません。老眼による手元の見えにくさが問題となる場合は、近用眼鏡(老眼鏡)などを適切に使用することをおすすめしております。

ICL手術を受ける際、治療を受けるための制限はありますか?

ICL手術を受ける際にはいくつかの制限があります。まず、目の形や特定の病気、全身疾患によって治療が適さない場合があります。治療の前には詳しい検査が行われ、眼の形状、状態、生活習慣などが総合的に評価され、治療が可能かどうかを医師が診断します。また、正確な検査のためには、特にハードレンズなどのコンタクトレンズの一定期間の装用を中止していただいております。。
また、妊娠中や授乳中は視力が不安定になることがあるため、この期間中に近視矯正手術は行うことはできません。